こんにちは、kokokakuです!
前回、『息子が学校に行かない理由』についてを書きました。
私が、息子の気持ちや意志、気質を最優先に尊重するようになるまでには、私自身が変わらなければならない課題がありました。
中でも、多くのママが抱えている、
・イライラ
・つい感情的に怒ってしまう
・自分の親がしていたような怖い顔や言い方をしてしまう
という悩みは、同じように、私の悩みでもあったのです。
今日は、私が、息子の気持ちや意志、気質を最優先に尊重していくことを決意して書いた、息子への手紙を紹介します。
息子への手紙
たけるくんへ
ママは、たけるくんにしっかりごめんなさいをして、おなじまちがいをぜったいにくりかえさないとやくそくして、かわらなければならないところがたくさんあります。
ママは、いいおかあさんではなかった。
ほかのひととのあいだでたまったいやなきもちをたけるくんにむけてしまっていた。
ママのきもちやきぶんがコロコロかわり、ちょっとしたことでイラッとしたり、ハァとなったり、ひどいときはおこって、おこったことをたけるくんのせいにしてせめたりしてしまったこともあった。
そのたびに、きっとたけるくんは、くやしい、いかり、かなしい、さみしい、こわいなどのきもちでいっぱいになったよね。
ママにそれをわかってもらえないときは、きっとどうしようもなくて、ママにあわせ、ママにとっていいこのたけるくんでいようとしたこともたくさんあったとおもう。
そういうおもいをさせてしまったこと、きょうふやこころのきずをつくってしまったこと、ほんとうにひどいことをしてしまった。
たけるくん、いつもこんなにママのことだいすきといってくれるのに、ながいあいだ、たくさんつらいおもいをさせてしまったこと、ほんとうにごめんなさい。
たけるくんのかなしいきもちやこわさはかんたんにきえるものではないとおもう。
あのときのたけるくんをだきしめて、
「ママはなんてひどいことしているんだろうね、こら!だね。間違ってるのはママだよ、たけるくんのせいじゃないよ」
とまもってあげたいとおもう。
そして、そういうきもちでいまのたけるくんをたいせつにしていくことで、たけるくんのこころのきずがなくなっていくように、いのってたいせつにするね。
わたしはつい、たけるくんよりも、じぶんのきもちやペース、それにほかのひとのことをゆうせんして、たけるくんをだいじにしないママだった。
これからは、だれよりもなによりもたけるくんのきもちやペース、きぼうをだいいちにうけとめるママになりたいとおもっているよ。
とくにようちえんのようなところで、これまでのママは、せんせいのじゃまをしてはいけないときをつかいすぎて、たけるくんのきぼうのひとつひとつをどうするか、せんせいにおねがいしていいのか、いうかいわないか、なかなかきめられずこまっていたよね。
でもこれからは、たけるくんがいうことをしんじてスッとうごこうとおもっているよ。
たけるくんは、ほんとうにこころがまっすぐで、ワクワクがいっぱいで、あいするきもちがゆたかで、イマジネーションもゆたかで、やさしくて、でもつよくて、たけるくんってなんてすてきでかっこいいんだろう、とおもいます。
たけるくんはたけるくん、そのままでそんなにすてきでかがやいているなんて、すごいとおもう。
パパとママの子としてたけるくんがうまれてきてくれたなんて、きせきみたいで、ほんとうにしあわせです。ありがとう。
ママは、もうにどとたけるくんのせいにしておこったり、こわいおもいをさせたりしないからね。
たけるくんが、じゆうだな、きもちいいな、とかんじられるおうちをつくるのが、ママのせきにんだとおもうので、いつもたけるくんのこころをかんじながら、じぶんのこと、いえのこと、しごとなどをするし、たけるくんのいうことをよくきくママになることをやくそくします。
ママより
さいごに
この手紙を書いたきっかけは、『毒になる親』(スーザン・フォワード著)を
読んだことでした。
・このタイトルが気になっていた
・毒親になんかなりたくない
という方は、是非読んでみて下さい。
ちょっと重いかもですが、視野が広がります。