こんにちは、kokokakuです。
転勤族だった父のもと、小学校2年生の時、1年間だけ対馬に住んだことがありました。
生い立ちの中で、これほど濃厚に鮮明に記憶が残っている期間は他にはない。
対馬というところはあまりにも相性がよかったみたい。
みなさんは、どんなところで育ちましたか?
育ったところが田舎や離島でなくても、そういうところに行った経験ってありますか?
田舎だけで育ったら、不便だったり、嫌だと思うこともあるのかな?
でもね~、そこでの同級生、ものっすごく生き生きしてたんですよ。
後にも先にもあの純粋さとか元気さは知らないなぁ。
毎日毎日すっごく楽しかったんです。学校も。
対馬ってどんなとこ?
以前、バナナマンさんの『沸騰ワード10』という番組で紹介されていました。
民泊とか、韓国にちょい旅できるとか、絶景の神社とか、ツシマヤマネコとか。
博多と韓国の釜山の間に位置していて、距離では釜山の方に近い!
たしか、韓国のテレビが見れてしまうという話題も見聞きした気がします。
海!山!川! 自然が豊富な島です。
空港もありますよ。島の南(厳原)にあって、長崎や福岡からだったら30分程度で行けます。
対馬へ引っ越し
私が住んだのは、佐須奈という小さな町。
対馬の北端の方に位置するところで、まだ小2だったので、その町のことしか覚えていません。
フェリー内で一泊して、翌朝比田勝港に到着。
車で佐須奈という町へ。
アパートは、川が海へとつながる河口沿いにあり、敷地横に小川がある。
初めての離島で新しい生活のはじまり。
生き物天国
何が楽しかったかって回想していると、出てくるのは生き物ばっかり。
『ムツゴロウとゆかいな仲間たち』を愛して育ったわたしは、思っていた以上に生き物好きだった、ということに気づいた。
今でも好きみたい。
フグ
とにかく自然がいっぱいだったなぁ。
父の釣りについていくと、小さいフグが釣れるんですよね🐡。
たぶんクサフグという名前みたい。
これがかわいくって。ぷーっと膨らんで、いたくないトゲをパァっとたてて。
それが大好きだったなぁ。
あの小さいフグって日本中どこでも釣れるんですかね?
また会いたい。
ボラ
アパートの前の川(海?)は、河口なのでほぼ海水。いろんな生き物がいて楽しかった。
ボラがはねて水面から飛び出すんですけど、けっこう大きいですよね。
夕方、「ボラ跳ねないかなぁ」と思いながら歩いていたな。
ワタリガニ
海の中にワタリガニが見えるんですよ。
一度姉が網で捕まえることに成功して家族で食べたという。
ウミウシ
触ったら、紫色のすごい液体を出すのがたまらなく好きだった。
サザエやウニ
海水浴へ行き、父は岩場に潜ると、サザエやウニが簡単に取れていた。それほど海の幸が豊富。
ウニは海水でチャチャっと洗って食べて美味しかった。
ホタル
たくさんのホタルが飛び交う場所は、対馬でも限られた場所だったんじゃないかな。今日本にはそういう場所ってどれくらい残っているんだろう。
きれいだったな。
川での授業
理科の授業は自然へGo! でした。
靴をぬらして川をさかのぼり、アメンボやメダカの観察をした。
生徒数は18人くらいだったかな?それでも多い方だったみたい。
おニャン子クラブ
かなり遠くの家の子のうちに遊びに行って、ひとりで歩いて帰りながら、「夕焼けニャンニャンに間に合わない!」って思ってた記憶があるんだけど、あんな時間にあんな場所をひとりで歩いていたなんて!今の時代じゃ考えられなくないですか?
っていうか、夕焼けニャンニャン、ご存知ですか。
島や田舎、今ならどうなんだろう
今住んでいる場所は地方だし郊外なので、いなかといえばいなか。
でも The田舎!ではない。
あの時住んだ佐須奈が、私の人生上最も田舎になるんだけど、大人になった今の私がそういうとこで過ごすとどんなかんじかな。
きっと、子どもと思う存分自然を満喫できるのは間違いない。
今の時代、Amazonなんかで買い物自在だからいいかもしれない。
離島に離れ、親が楽だったみたい
印象的なのは、記憶の中の母親が対馬での1年間だけ別人のようであること。
自然だった。
他の土地に住んだ時と比較して、圧倒的に親子の距離が近かったし、親子で共有するものだとか、心のつながりがあった。
離島に離れて、いろんなしがらみからも離れられて、親は楽だったんでしょう。
しがらみが人の心を縛る・・・なんかすごい大事なことに気づいたかも。
親が楽だと子どもも楽で楽しく過ごせる、これあるな。
おわりに
夏目前、夏休みも濃厚だった対馬を思い出して、回想してみました。
夏はみなさんをどんな気持ちにさせますか?
みなさんの子ども時代は、どんな夏休みでしたか?
今年の夏は、元気いっぱい、解放できたらいいな。
とりとめのない内容になってしまいましたが、この中に何かひとつでも共感してもらえることがあったらウレシイです。
最後までおつきあいくださりありがとうございました。
それではまた。