【子育て】自分でシャンプーはいつから?顔を水につけられない・水がかかるのを嫌がる子は待っていい。

【究極の待つ子育てシリーズ①】

こんにちは、kokokakuです。

いつもご訪問くださりありがとうございます。

 

今回から【究極の“待つ”子育てシリーズ】を始めることにしました。

 

1回目の今日は、7歳まで待った『自分でシャンプー』のお話です。

                                      

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息子のたける(仮名)は現在(2017年)7歳、小学2年生です。

 

夏になり、暑くなった先月、シャンプーを自分ですることに初挑戦しました。

 

びっくりですよね!!

 

ふつうはもっともっと早く、自分でできるようになるはずだから。

 

ですがわが家では、たけるが歩き始めた頃から少しずつ、次第にほとんどのことに対して、

『徹底して“待つ”子育て』をしてきました。

してきた、というより、カウンセラーとしての知識や経験から、たけるの個性やペースを見ていて自然とそうなったのです。

 

食事や人見知り、おむつはずし、トイレトレーニング、お友だちとのあそび、おきがえ、はみがき等々・・・

 

みんなはもうできてるのかな?

と気になるのがママではないかと思うのです。

 

カウンセラーという立場はさておき、私もやっぱりそうでした。

気になりながらも、夫の意見も聞きながら、結局は究極まで待つわけです。

 

 

本当に待ったらいつになる?

叱らない子育て』もそうですが、本当に叱らなかったらどうなるの?

その結果が知りたいですよね。

究極の待つ子育て』も同じだと思うのです。

このシリーズではその結果をお伝えします。

究極まで待つなんて、ふつうはやりたくても中々できないですからね。

 

うちは、幼稚園だけは少し行きましたが、気質に合わないことがわかって幼稚園をやめ、小学校にも入学することなく、ホームスクーリングで育っています。

 

だからとことん自分のペースで成長できるのです。

 

【究極の“待つ”子育て】をブログでお伝えするのは、

まわりの子の “できた” に振り回されず、自信を持ってわが子にぴったりのペースで子育てしたい、というママさん方への耳より情報だと思うからです。

なんだ、こんなに遅い子もいるんだ」ってわかると少し気が楽になるというか。

 

たけるは、挨拶から抱っこばなれから何から何まで、きっと他の家庭の子よりもすごくスローなペースで成長してきました。

7歳(もうすぐ8歳)になるまでに何度も、『待って良かったーーーー」と夫婦で実感したことがたっくさん。

 

保育園や幼稚園、学校へいくと、「自分でできないといけない」とされることがたくさん出てくるので、ママとしては焦ることもあるかもしれません。

ですが『できないこと』『やりたがらないこと』はきっと“今じゃない”だけ。

子どもが“やってみよう”と思う時まで待ってて大丈夫!

それが伝わって安心してもらえたらいいなと思います。

 

シャンプー

1回目のテーマのシャンプーは、たけるが『水が怖い系』であることと、『本人の意志の伴わない克服の促しはしない』という私たち夫婦の意志から、

「やってみる?」

と聞くことはあっても、本人が「イヤ」という限り待ってきたのでした。

 

5歳でシャンプーハット、ママ友にびっくりされる

たけるは小さい頃から顔に水がかかるのがきらいでした。

敏感で慎重派なので、無理強いせず、シャンプーハットがOKになったてからはずっとそれでシャンプーしてました。

私もたけるもパパもそのことを何とも思っていませんでした。

 

ある日、お友だち親子と3組で噴水で遊ぼうということになりました。

たけるも楽しく遊べたらいいなと思いました。

お友だちや、その弟くんは、ずぶ濡れでおおはしゃぎ。

でもたけるは水のかからないところでニコニコしながら、時々手で水をキャッチして、それはそれで楽しそう。

でも私はキュンとしてしまいました。

どうしてたけるは他の子みたいにわんぱくに遊ばないんだろうって。

私の小さい頃は、わんぱくずぶ濡れタイプだったからなおさらでした。

お友だちママが言いました。

「たけるくんも、水にかかればいいのにね」

もう一人のママは大きな声でたけるに声をかけます。

「たけるくんも一緒に遊びなよーーー」

私は言いました。

「水が顔にかかるの苦手なんですよ(笑)。シャンプーだってシャンプーハットですし」

 するとふたりは驚いて、

えーーーーー!?お上品!!

って。

私も、二人の想像以上のリアクションに驚きました。

                  

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当時はまだ、人目や、人にどう思われるかが気になるところが残っていたので、とってもモヤモヤした気持ちで帰宅したのを覚えています。

たけるのペースを尊重しているだけなのに、そんなふうに思われるんだ・・・。

それがわかったので、もう余計なことは言わない!と決めました。

 

いつかはできる。「ある日突然」は「機が熟した日」

あれから3年。

たけるに「自分でシャンプーしてみる?」

と聞きました。

今まで何度か聞いています。

答えはいつもノー!でした。

ところがその日は「うん、やってみようかな」

って言ったのです!

 

もちろんママの見守りと援助が条件でしたが、結果、一度顔を拭くためのタオルを渡した以外は何も手助けせず、あっさり成功でした。                                   

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そう、たけるは「やらされること」が大嫌い!

試練」も「挑戦」も「克服」も、自分の意志でやる、と決めるまでは一切拒否です。

だから、新しくできるようになることのほとんどは、たっぷりと機が熟した時なのです。

 

自分でシャンプーデビューしてからは、自分から毎日シャワーを浴びるようになってるのもおもしろいです。

(おふろも本人まかせなので、3日入らない日がざらでした( ´艸`)) 

 

おわりに

そんなこんなで、こんなのはまだまだ氷山の一角。

自主性を促さなかったらいったいどれくらいで自分でやり出すようになったのか?

できるようになたのか? 

これからもひとつひとつ紹介していきます。

子育てが、安心で楽しいものになりますように☆彡

 

さいごまでお読みくださりありがとうございました。