こんにちは、kokokakuです。
久しぶりに小さなお子さん(2歳)がうちにこられました。
クライエントさんのお子さんです。
県外からはるばる来られ、3日間連続のカウンセリング。
カウンセリングに集中できるよう、セラピストの夫がカウンセリング・セラピーを実施し、私は必然的にシッター担当になりました。
久しぶりの2歳児育児に加え、
初めての兄妹育児(疑似)体験でしたよ~。
ママから離れない?
2歳ちゃんは、ママとおばあちゃん以外には絶対に懐かないし、ママから絶対に離れないと聞いていました。
なのでカウンセリングがうまく進められるよう、できるだけ早く懐いてママから離れられるといいな、と思っていました。
そこは、子煩悩クマノミくん(息子)の本領発揮。
興味をグイグイひきつけ、2歳ちゃんはあっさりとママから離れ遊びます。
小さい子って、年上のお兄ちゃんお姉ちゃん大好きですよね。
ママの願いを聞いてもらう秘訣
もうひとつ、うまくいった秘訣で大事なことがありました。
2歳ちゃんのママは、数日前から私がブログで公開している私たちの写真を2歳ちゃんに見せて、
- クマノミくんの紹介
- カウンセリングを受けること
- クマノミくんと遊んで、お話(カウンセリング)させてほしいとお願い
- 飛行機に乗っていくこと
など、伝えてこられたのだそうです。
おかげでクマノミくんのこと、すぐに認知してくれましたし、3日間、眠たくなってママに甘えたくなった時以外はずっとママから離れて遊ぶことができたのでした。
兄妹体験
クマノミくんは、「弟妹は絶対にいらない」と断言する子ですが、それはそれは小さい子が大好きで、めちゃくちゃ子煩悩です。
期間(時間)限定の全力投球だからできること、ということですね。
さて、8歳のクマノミくんは、お兄ちゃん意識全開。
2歳ちゃんのことは何でも自分がやる!
ママは手出し口出し禁止ね。
基本少し離れて見守ること。
そんなかんじでした。
2歳ちゃんが自分だけを頼ってほしいのだそうです。
それはむしろ助かります。
すっかり頼りになるお兄ちゃんぶりだし。
「危険回避」と「自尊心・意志の尊重」との間で
でも、危険を回避する必要の時がすごく大変でした。
階段や道路、急な坂など、
危険回避の場面でママがサッと動くと、
クマノミくんの自尊心が簡単に損なわれるわけです。
それで何度か荒れるんですね。
兄弟姉妹育児の難しさを、ここでひとつ体験です。
だってこうですよ。
うちの進入口のこの坂を
これで
びゅーーんと
下手すればその先の道路まで・・・
怖い怖い。
しかもこの坂、滑らないようにとセメントがギザギザになっているので、転んでしまえばほぼ流血間違いなし。
まずはここでの危険回避をママにさせてもらう交渉でひと悶着。
さらに冒険心旺盛で意志の強い2歳ちゃんは、私がアンパンマン・バイクに手をかけるのを嫌がります。
なんとか、「アンパンマンのお鼻だけタッチね」って許しを請い、
何度も繰り返しこの坂を下ったのでした。
意志の尊重、自尊心関連トラブル発生のたびに、じゃあ次からはどうするか話し合って対応しなければならなかったのでした。
ママの大変さ、改めて実感!
「お外行く?」
「お外行こうか」
二人のやり取りに「きたな・・・」と何度も気合を入れ直したなぁ。
これがもし毎日だったら・・・。
ママって改めて大変ですよね。
子育て中のママブロガーさんのブログを読ませていただいていますが、みなさん本当によく頑張ってらっしゃるな~、って思います。
2人、3人、しかも年齢が近かったりする子どもさんを育ててらっしゃったり。
改めて、どんなに大変でしょう!!
と実感します。
今回の私の場合は期間も時間も限定だけど、わが子だったら小さい間は延々と一緒が続くわけですからね。
期間(時間)限定と毎日続くの違い、大きすぎますよね!
この負担とプレッシャーは、体験しないときっとわかりません。
ママはどうしてイライラするのか
「どうして妻はこうもイライラするのかわからない」
というパパの声を聞いたりしますが、
洗濯・掃除・買い物・料理など、家事雑用がいつも迫っている中で、目が離せない子どもの気持ちや意志を受け止めながらの子育てから逃れられないプレッシャー。
「パパはそれがどんなものかわかってない!」
ママがそう感じれば、それだけでもイライラの原因になっておかしくないでしょう。
最近は、理解のあるパパや協力的なパパもたくさんいらっしゃるんだなぁ、というのを実感していますが、
「妻がイライラするのがわからない」
そう思うパパは、ママが一日どんなことで疲れたか、気を揉んだか、泣きたくなったか・・・、そんな話を聞いて受けとめること、
「頑張ったね、お疲れさま」とか「ありがとう」とか労うことをしてみられたらどうかな、と個人的には思うのですがいかがでしょうか。
おわりに
「役に立ちたい、頼りにされたい、でもママのことは独り占めしたい上の子」
「上の子に手とり足とり先手を打たれ、それを心地よく思ったり、自分でやりたいスイッチが入ったりの下の子」
そんな気持ちのズレからのトラブル、一緒にいたら避けられませんね。
対応としては、しっかり観察しておいて、
それぞれの意志・気持ちを聞くか察知する。
同じことが起こったら次どうするか話し合ってそれを実行する。
いざこざや大荒れはストレスだけど、
話し合ったことで次がうまくいって良かったね!
って体験がたくさんできるといいなと思います。
さいごまでお読みくださりありがとうございました。
-書籍案内-
『ママ、怒らないで。』は、子どもの切なる願いであり、インナーチャイルド(幼い頃の自分)の願い。
不機嫌、イライラのルーツを知って、本当の自分らしい自分、自信やゆとりを取り戻す子育て・セラピー本を出版しています。