#HSC を知ってもらう絵本をどうするかずっと考えていました。
— kokokaku (@koko_kaku) 2018年6月14日
出版社に持ち込み、クラファン等…
色々検討したけど、できるだけ早く届けたい人や場所がたくさんある。
結果、冊子という形で『自費で印刷して出版』を選び、発注しました。
タイトルは『敏感な子の守り方絵本』
来週仮製本が届きます。 pic.twitter.com/0MMRedLpCZ
こんにちは、kokokakuです。
先週中ごろTwitterでツイートしたのですが、
HSCを知ってもらい、敏感な子が感じている、伝わりにくい大変さや、そのママやパパが感じている、わかってもらえない・伝えにくい思いをたくさんの人に届けられるよう描いた絵本の原稿を、印刷して出版することにしました。
出版形態の選択
出版にはいろんな方法があります。
企画出版
企画出版とは、出版社が費用を全額負担して書籍を出版すること。
出版社に企画書と原稿を郵送して(持ち込み)昨年出版がかなった著書『ママ、怒らないで。』がこれにあたります。
自費出版
今は電子書籍を選ぶ方の方が多かったりもしますね。
もちろん電子書籍にも企画出版のものはたくさんあります。
一方で、自費で、自分で簡単(?)に流通させられるのが電子書籍。
KDP
電子書籍を出版するならAmazonのKDP (Kindle Direct Publishing)。電子書籍だけでなく、プリント本も出版できるようです。
→プリント本を KDP で出版 (Beta) | Amazon Kindle ダイレクト・パブリッシング
POD
他には。紙の本をアマゾンで製造・販売するPOD(プリント・オン・デマンド出版)というサービスもありますが、
例えばこちら、個人でアマゾンPODを利用するなら《著者向けPOD出版サービス》のような出版サービスの会社に依頼しないと難しそうというイメージでした。
その他
他は、クラウドファンディングで情報拡散しつつ支援者を募り、印刷→出版。
いったいどれを選べばいいんだろう・・・。
考えているうちに時間はどんどん過ぎていきます。
校閲
一方で、原稿を頼りになる心強い味方に見てもらうことができました。
こちらのブログのママブロガーさんです。
ご存知の方、けっこういらっしゃるのではないでしょうか。
4歳になる息子さんが生まれる頃から妊娠出産育児について、リアルタイムでコンスタントにつづられ、とても多くの読者さんがいらっしゃるブロガーさんです。
にゃーごさんは、このkokokakuのブログでHSCをお知りになったそうです。
息子さん、子育てでのいろいろの謎が解け、次の記事でHSCについて掲載されて以降、息子さんの様子やHSC・HSPのことも詳しく紹介してらっしゃってて、その視点や表現方法はとても学ばされるものがあります。
そんなにゃーごさんが、原稿の手直しに協力してくださったのです。
同じ境遇のママとして、感想をお伺いできれば。。。と依頼したところ、ものすごく的確で納得してばかりの校閲を施してくださって。
(※校閲とは、書・原稿などの誤りや不備な点などをしらべることだけでなく、元原稿に書いてある内容の事実関係にまで踏み込んでチェックすること。)
なるほど!かなりたくさんの読者さんを抱えていらっしゃる理由が改めてよくわかりました。
小冊子にしよう!
おかげで、「これで世に出しても大丈夫」という気持ちになれたからあとは早かったのです。
ここまできたら時間はかけず、早くたくさんの方の手に届けたい!
それには自費で印刷だ!
絵本にするとどうしても単価が高くなりすぎるから、こだわらずに小冊子にしよう!
というわけですぐに見積りをお願いしたのでした。
小冊子と決めたことで、素晴らしい印刷会社さんのもとにたどり着きました。
アート印刷さんという会社です。
というのも、HSC関連の本の中にこのような冊子があります。

超! 空気を読む1/5の子どもたち~育児書には書かれていない子育てのヒント~
- 作者: 杉本景子
- 出版社/メーカー: アート印刷
- 発売日: 2017/05/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
昨年5月に出版された本で、50ページ前後と読みやすい分量の冊子なのですね。
この本がアート印刷さんから出ていたわけです。
こちらにはAmazonでの販売を委託できるシステムがあるのでおまかせできる!
それに対応がとっても迅速で丁寧。
やりとりはスムーズにどんどん進みました。
仮製本到着!
そういうわけで早速昨日、仮製本が届きました!!
修正が必要な箇所をチェックし、お願いして再校正が行われ、また仮製本を送ってもらいます。
その後、最終確認してOKとなれば本番印刷に入り、2週間ほどで完成します。
早ければ、7月初旬頃にはAmazonでの販売をスタートできるのではないでしょうか。
販売数日前から予約できるようにすることも可能なようなので、またご報告させていただきます。
HSCのこと、「知れてよかった」という言葉をいただけることがとても多くなってきました。本当にうれしくてありがたい言葉です。
HSCが落ち着いていられる場所がたくさん増えますように!
さいごまでお読みくださりありがとうございました。