先日、嬉しいメッセージをいただきました。
著書『ママ、怒らないで。』を読まれ、半年ほど、
私のインナーチャイルド・ワークを受けられたクライエントさんで、
HSCの男の子がいらっしゃるママです。
このブログも、『HSC子育てラボ』も続けて読んで下さっていて、
改めて思いを伝えたいと思って下さったのです。
嬉しくて!!とっても温かくて優しくて!!
私だけじゃなく、きっと他にも温かさ、安心感、共感が得られ、
勇気なんかももらえるという方がいらっしゃるのではないかと思い、
ご本人にHPへの掲載をお願いしてみたのです。
快く承諾して下さいました。
とはいえ、カウンセリングに関することは
とてもプライベートなことですし、
守秘義務もあり、
ブログ内で触れることはほとんどなかったので慎重に・・・。
仕上がった記事をご覧いただいて、
記事にしていただいてありがとうございます
というお返事をいただくことができましたので、
ご紹介させていただきたいと思います。
改めてお礼を言いたくてメッセージを書いています。
暁子さんのカウンセリングを受けてから
本当にたくさんの変化がありました。
最初は「子どもがぐずるのは悪いことじゃない」
と言われても全くピンときていない自分がいました。
インナーチャイルド・ワークでも、
「お母さんに仕事に行かないでって言っても良いんだよ」
って言われてもそんなわけないと思っていました。
でも自分の思いをちゃんと出せるのが健康な
家族なあり方だなと今では思うし、
感情は出して良いものということを学びました。
子どもと接するときは子どもにとって言いにくいであろう
マイナスの感情を出しやすいようにというのを
心がけるようになりました。
そうすることで自分が楽になり、
子どもも本当に穏やかになりました。
今自分が作り上げた家族が心から好きです。
一緒にいて楽しいです。
子育ても今までは自分の母に見てほしくて
頑張っていた部分がありましたが、
今は目の前の子どもと楽しみたいという気持ちが強いです。
このように思えるようになったのも
暁子さんが半年間丁寧に向き合って下さったおかげです。
人生変わりました。本当にありがとうございます。
最後のカウンセリングの時に
「〇〇くんはそんなに友達と楽しく笑ってるのに学校に行きたくないんだね。」
って暁子さんに言われてそれからやはり
私の考えをまだ息子に押し付けてるのではと考え直しました。
「月に1~2回学校に行って、大好きな先生に会って友達とも遊べてリフレッシュになる」
というのは私の考えであって彼の考えではないなと。
それからは息子に全てを任せています。
一度、自分の意志で学校に行きましたが、
「あと2ヶ月は行きたくない。」と言っています。
今後どうなるか私は息子に任せてみようと思います。
長くなりましたが読んで頂きありがとうございました。
HSC子育てラボ毎日楽しみに読んでいます。
これからも応援しています。
想いをたくさん届けて下さって本当に嬉しかったです。
>自分が作り上げた家族が心から好き
>一緒にいて楽しい
それは本当に何より喜ばしいことだと思います。
息子さんは小学校に入学してすぐ登校を嫌がり、
当時は修羅場だったのだそうです。
私のセラピーを受けられたのは、それから1年以上経ったころ。
その当時の息子さんは落ち着いてはきているものの、
学校へ行くのは嫌というのが正直な気持ち、といったところでした。
Mさんは、セラピーが始まった早い段階で、
登校したくないという息子さんの意志を受け止め、
学校へは月に1~2回出向き、
お友達と遊ぶ程度になっていきました。
また、Mさんは、セラピーと同時に
ご自身や息子さんに関する心理系の書籍もたくさん読まれ、
新しい概念や価値観をどんどん吸収し、変化していかれました。
Mさんの、息子さんの気持ちを受け止める温かさ、優しさは、
ご自身のインナーチャイルドの存在や声を感じ、
ずっと閉じ込めていたたくさんの“本当の気持ち”を、
ご自身で受け止めてあげられたからこそ溢れてきたのだと思います。
Mさん、本当にありがとうございました。
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自分にも子どもさんにも優しい気持ちになれるセラピー
とても敏感な、
HSCの子どもさんに表れる様々な反応に対し、
お母さんはいつも、
どうしてあげたらいいか、
何を選んであげるのがこの子のためか、
と心を悩ませるものではないでしょうか。
そのような時、
HSCの子どもさんが示す反応を、
精一杯の、その子の「言葉にならない心の声」とらえ、
周囲でもなく、将来でもなく、
目の前の子どもさんの気持ちに意識を集中させることで、
子どもさんにとっての必要なニーズが受け止められた時、
HSCの子の“今”に欠かせない「安心感」が、
ようやくもたらされます。
子どもさんの「言葉にならない心の声(本当の気持ち)」、
ニーズが何であるのか、
はじめはそれを聴くのは簡単ではないかもしれません。
しかし、お母さんご自身の、
子どもの頃の「言葉にできなかった心の声」を、
丁寧に拾って、受け止めてあげることができていくと、
子どもさんの本当の気持ちやニーズに気づき、
その子が必要としている対応や選択が何か、
わかるようになっていくのです。
カウンセリング(セラピー)では、
子どもさんが、言葉や態度などから、どのような
「言葉にならない心の声」を発しているのかをキャッチし、
その子に今最も必要なケアやサポートが何か、
導き出していきます。
そして、お母さんの子どもの頃の「言葉にできなかった心の声」は、
ご自身の物語を語る「ナラティブセラピー」や、
幼少期のご自身に会ったり、
幼少期のご自身になってもらって、私と会話するなどの、
「インナーチャイルド・ワーク」によって拾われていきます。
今まで寂しかった、怖かった、怒っていた心を癒し、
安心で満たしてあげることができるのです。
ナラティブセラピーやインナーチャイルド・ワークは、
自分にも子どもさんにも優しくなれるセラピーなのです。
お読みくださりありがとうございました。