泣いてる子どもの背中をトントンしながらママのインナーチャイルドも一緒に癒そう

 こんにちは、kokokakuです。

 

日常の一瞬一瞬や、身の回りに起こる出来事のひとつひとつに湧き立つ感情の多くには、自身のインナーチャイルドとのつながりがあります。

 

ですから、インナーチャイルドの気持ちを拾って理解してあげることができれば、以外と心を詰まらせることが少なくて済むのですが、小さい頃から親(大人)や相手の気持ちや立場を優先させる社会性を身につけてきた私たちにとって、子ども(インナーチャイルド)側の立場の気持ちを拾うことは、簡単ではありません。

 

ですが、実は子育てをしている私たちは、常に自分のインナーチャイルドと接しているようなもので、その気持ちを感じ、その声を聴くことができるのです。

 

  

子どもの気持ちから自分の小さい頃の体験や気持ちを再発見

息子クマノミくんがもうすぐ6歳になる頃、

やけに勝ち負けに対して躍起になったり、

絵や工作、音楽、スポーツ、ありとあらゆるものの中で、

大人のママが上手にできて当然なのにもかかわらず、

「自分の方が上手じゃないとだめ」

「ずるい!」

「ママはやらないで」

とすぐに怒って泣き出したりするようになった時期がありました。

 

クマノミくんは小さい頃から勝ち負けのある遊びで負けるのはイヤ、とわかっていたので、上手に負けてあげるなどして譲ってきたのでトラブルは避けられていました。

 

でもこの時期は、

ママが絵を描いたら・・・

ピアノをひいたら・・・

歌を歌ったら・・・

 

自分がママより上手にできないことが悔しくて仕方なく、

それまで普通にやってきたことのなのに、トラブル勃発。

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またそれは、ママだけでなくお友だちとの間でも、でした。

 

外ではそうでもなかったのですが、

顕著だったのは、自分のおうちでの場合。

ジャンケンで順番が決まるのすらもダメ、

などこだわりが強く、ママの方は、地雷を踏まないようにと慎重に過ごさなければなりませんでした。

 

 

「ん? この感じ、何かに似ている・・・」と思ったら、イヤイヤ期!

 

電気をつければ「自分がつけたかった」とわめき出す、

おもちゃを片づけていたら怒り出す、

中々服が脱げないとイライラして泣き出す・・・

地雷がどこにあるのかわからずヒヤヒヤしつつも、踏んでしまったら大変!

 

『主導権のすべてが自分にないと気が済まない時期』です。

 

魔の2歳児と言われるイヤイヤ期。

それが成長の過程の大切な通り道であるのと同じように、

6歳で訪れた「負けたくない!」

大切な通り道のひとつだったのです。

 

ただ、 2歳前後のイヤイヤ期は有名なので、その大変さや対応に関する情報もたくさんありますが、ある程度自制がきくようになった6歳ごろの自己主張は、ワガママ、自分勝手に見えてしまいます。

 

依存と自立を行き来する子どもにとって、2歳も6歳もそれ以外の年齢でも、イヤイヤ期、つまり反抗期は自立の芽が勢いよく伸びようとしている時期であり、

“自分らしい自分” “自分らしい生き方”の獲得のミッションという一面があります。

アイデンティティの確立のための、非常に重要な時期なのです。

(その芽をしっかり伸ばすために、ママへの甘え(依存)も同時に必要とします。)

 

 

この時期は特に、子どもの主体性を尊重し、子どもに主導権を譲ると、比較的気持ちよくすごせる可能性が高まります。

2歳であろうと、6歳であろうと、12歳であろうと、特にこの時期は『待つ』ことを優先し、何につけても子どもの意志を確認して物事を進める覚悟を決めるのがうまくいく秘訣です。

 

 

じゃあ、私たちが子どもの頃はどうだったでしょう。

ここで、子どもだった頃へ記憶をさかのぼってみます。

 

私の場合、イヤイヤや反抗は見事に否定され、時には無視され、またある時は怒られ、脅され・・・泣いたり、心にぽっかり穴があいたりしている自分が見えます。

 

子どもは知力も腕力も権力も、大人には絶対にかないません。

 

否定されたり見放されたりした結果、『自分らしい生き方』の獲得というミッションの意味を持つイヤイヤも反抗も、自分が危機に陥る禁止事項としてインプットされてしまいました。

 

成長とともに知力・言語力などが身につくことで、幼い頃のような無力感を感じることはあまりなくなっていくのですが、大人になって、子どもを産んで親になったとしても、無力だった当時の気持ちは、誰にもわかってもらえないまま、悔しいまま、悲しいまま、心の中に棲み続けています。 それがインナーチャイルドです。 

 

息子に映し出された幼少期のママの本当の気持ち

 

「負けたくない!上手になりたい!!」

幼い頃の私にも、その気持ちは存在しました。

ただ、その相手はお姉ちゃん。

 

例えば子どもの頃の私(インナーチャイルド)は、こんなことで怒っていました。

「お姉ちゃんばかりずるい! 新しいもの、おこづかい」

「良いとこ何でもお姉ちゃんが持っていく。何でもお姉ちゃんのペース」

「絵だってなんだってお姉ちゃんが上手で褒められるけど、私は?」

「だって悔しいのに、もう怒って泣くしかないのに、そうしたら見捨てられるわけ? この気持ちどうしたらいいの!」

 

「うるさい!わがまま言わないの!」

ですまされてきたものばかり。

 

 

目の前で再現されている小さい自分の姿を癒すには

そんな過去の出来事や気持ちの存在に気づくまでは、

「最初は誰だってできないよ」、

「何がそんなに悔しいの?」

と子どもの気持ちを受け止めきれず、ほとほと困った、いい加減にしてほしい、という気持ちばかりでした。

 

でもこれじゃ残念な場面の繰り返し。救いがありません。

 

こんな時、私はどうしてもらいたかったんだろう・・・。

 

それは息子が教えてくれました。

 

「抱っこして」と。

 

悔しくて、悲しくて、涙を流す息子(自分)を拒絶も否定もせず抱っこする・・・。

そしたらだんだんわかってくる。

そうか、私もそうしてもらいたかったんだな・・・。

クマノミくんみたいに悔しくて怒ってもよかったんだ、泣いてよかったんだ。

そしてそれはお母さんに優しく受け止めてもらえたらよかったんだ。

それをしてもらっていないから、ママも受け止められなかったんだね。

 

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「気づかなくてごめんね。

ママはピアノも絵も他のことも、クマノミくんがやってほしくないことはやらないように気を付けるね。

何でもクマノミくんに聞くようにするからね。」

と、子どもの背中をトントンしているうちに

小さい自分(インナーチャイルド)が落ち着いていくように感じたのでした。

 

インナーチャイルドの未解決の気持ちは、我が子との関係の中で『再現(追体験)』されることから拾うこと、癒すことができるのです。

 

さいごまでお読みくださりありがとうございました。

 

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ママ、怒らないで。不機嫌なしつけの連鎖がおよぼす病

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