こんばんは、Kokokakuです。
「大丈夫」
という言葉のことで、最近こんなことがありました。
大丈夫!
たけるが夜中に、寝ぼけて体を起こし、座った状態で混乱したように枕元を手探りしながら半泣きで、
「これどうなるのかな? これどうなるのかな?」
と繰り返します。
「たける、寝ぼけてるね、夢だよ」
と言っても戻ってきません。
まだ混乱して焦ったような様子のままのたけるに
「大丈夫、大丈夫よ」
と軽く言いますが、変わらずオロオロ。
こりゃ深いなと思って、たけるの正面からしっかり目を見て
「たける、大丈夫!」
と言いました。
たけるの動きがピタッと止まりました。
数秒停止したあと、(そうか)といった様子で、
そのまま何も言わずに横になって寝付きました。
「大丈夫」に心を込めればまるで魔法だ、と感心しました。
不安におそわれた時
不安を強く感じやすい、HSPの夫は、
過去の辛いトラウマのフラッシュバックなどで不安に陥ることがよくありました。
そんな時、夫婦で会話をすることで不安が和らぐことを何度も経験してきました。
でも不安が強くてしぶとい時は、私まで飲み込まれそうになります。
するとある瞬間、妙に腹が据えられて、
「大丈夫! 絶対大丈夫だから」
という言葉が出るのでした。
それは自分が飲み込まれないように。
そしてなぜだか理由はわからないけれど、
本当に「大丈夫」って確信があるから「大丈夫」と言うのですが、
これがものすごく「効く」のだそうです。
不安でズレた魂が元の場所に戻る感じでしょうか。
安心する歌
夫が一番安心する、と言った曲が、2001年にNHKの『連続テレビ小説』で放映された、
『ちゅらさん』の主題歌で、キロロさんが歌う「Best Friend」なのだそうです。
邦楽はあまり聴かないので意外でした。
曲の出だしの歌詞は、
「もう 大丈夫 心配ないよ 」
小さい頃から、そういう言葉をかけて、優しく包み込んで安心させてくれる存在が必要だったけれど、決して得られなかった言葉だと言います。
他の子よりも安心感が必要な子
生まれ持ってすごく敏感で、ささいなことからも刺激を強く受けるタイプの子(HSC)は、他のそうでない子よりずっと、守ってもらえる安心感で心とからだを包み込んでもらう必要があるようです。
「大丈夫」はとっても力のある魔法の言葉。
効き目は心の込め方でぐっと高まります。
お読みくださりありがとうございました。